序章１　がんばぺっし　けせんに触れて

5/28　陸前高田で

　日本財団ROADプロジェクト「東北地方太平洋沖地震　災害にかかわる支援活動助成」をいただき、炊き出し活動を通じて、心のケア活動を行うこととなりました。

　当初5月初旬から、陸前高田市、気仙沼市、南三陸町での活動を予定していましたが、申請決定の遅れや現地調整の不調などが重なり、活動実施のメドがたたない状況でした。

　親交のあるソシオエンジン・アソシエイツさんと関係性が深まっている陸前高田市での活動可能性が高まったことを受けて、現地に赴きました。

　岩手県中小企業家同友会気仙支部長を務める高田自動車学校社長の田村さん、江戸時代から続く老舗醤油製造の八木澤商店社長の河野さんと面会し、炊き出し活動実施の可能性や高校生とのかかわりについて意見交換を行いました。

　支援物資を提供したり、自らも避難所暮らしをしていたなど避難所とのかかわりもあることや身内に高校で講師を務めている人がいること、また高校生への職業体験を行っていることなどの情報を得て、東京に持ち帰って実施に向けた詰めを行うことになりました。

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ピアサポーター・ユースワーカー・現地調査担当
石川 隆博（Profile）