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大槌便り 第8章:子ども・若者の居場所をつくるためのネットワーク会議(仮)を開催!

子ども・若者の居場所

10月中旬、一本の電話が入りました。大槌町でスクールソーシャルワーカーをしている南さんという方でした。当法人のホームページを通じて、大槌町での活動であったり、杉並区でも同様の仕事をされていて、当法人の活動に興味を持っていたりしていたことを話してくれました。そんな偶然(もしかして必然かな)の縁が、不思議と起こります。

その後、事務所にお越しになり、情報交換をさせていただきました。学校が日常を取り戻すなかで、不登校や学校になじめないなど不安を抱えている子たちも増えているという現状を伝えてくれました。これまで通り、スタートは「私たちにできること」を考えました。

そこで、これまでにつながりができた方々にお集まりいただき、南さんからの情報に限らず、現場にいる方々が抱える困難を情報交換するなかで、それぞれの持っている強みを活かして、協力していくことではないかと感じました。

6月から本格的に始まった定期訪問・現地調査を通じて、「大槌産直結いゆい」や「立ち上がれ!ど真ん中大槌」に出会い、両団体が関わっている「おらが大槌夢広場創造委員会」に出会いました。おらが大槌では、地元20~40代が中心となり雇用創出を目指す取り組みを行っています。

復興会議などにも積極的に取り組み、大槌高校でも会議を実施し、高校生が地元に残り、復興の力になりたいなどの声を私たちに伝えてくれていました。またスタッフのなかには、震災当時の甚大な被害に気づかず、家に閉じこもっていたけれど、地元のために立ち上がったという話もお聞きしました。

また「大槌町社会福祉協議会」には、高校生の交流プログラムで共催していただいたり、現地で支援活動をし続けているNGOをご紹介いただいたりもしました。

そして、地元や支援活動を続ける子ども・若者への支援も行っている団体・個人8名(11名で構成)が出席し、安渡小学校で会合を持ちました。様々な現状を伝え合うなかで、仮設住まいでバラバラになった方々に、またこの場所に来てもらえるようなイベントしてほしいとか、子どもの存在の大きさ、学校に行けない子たちが増えてきていること、その子たちへの対応が大切になっていることなど、貴重な情報交換の場となりました。

つながりを感じることのできる「場」、お年寄りも、大人も、子どもも、そして世代を縦断するようなイベントを、地域のつながりのなかにつくること、私たちのような外からの支援が求心力を持っていると感じました。

公開日:2012年5月31日