ピアサポーターの定義
ピアサポーターは、ピアサポート活動の担い手として、本人と直接会い、1対1(マンツーマン)での対応を行います。
決定した事業の内容により、訪問、外出同行、居場所&フリースペース、学習、社会参加などで、対等の関係を大切に、本人の力を信じ、その力を損なわないように、かかわりを重ね、互いに幸せを目指します。
子ども・若者
- 抑圧的、上下関係ではない対等な存在
- 同世代の、兄・姉的存在(ななめの関係)
- 一緒に将来を考え、励まし合い、楽しさや辛さを共有できる存在
ご家族
- 日々子育てをしていく中で、悩みや不安などにも対応するピアサポーターの基本的な姿勢
- 子ども、若者あるいは家族と一緒に考え、行動する
- 子ども、若者あるいは家族と周りの関係を調整する
- 秘密を守る
- 子ども、若者あるいは家族の気持ちを第一に考える
ピアサポーターに興味を持った方へ
ピアサポーターは、18才以上で、ピアサポーターに興味関心があり、やってみたいという意欲がある者が対象です。この活動は、ボランティアベースで行われている活動で、交通費程度の謝金をお支払いしています。
ピアサポーターとして大事にしたいこと
ピアサポーターは、1対1で本人とかかわることが多いことを想定し、仲間意識(ピアな関係)を大切にしながらも、陥りがちな甘えやゆるみが生じないように、本人の力が損なわれないように人権感覚を意識した取り組みを行っていきます。
ピアサポーターになるには?
ピアサポーターになるには、下記の手順で進んでいきます。
①公募について
- 指定の申込書に必要事項を記入し、送付いただきます。
②選考について
- 申込書(こちらからダウンロードしてください)にて、書類選考を行います。
- 書類選考通過者には、事務所にお越しいただき、対面にてお話を伺います。
③研修について
- 座学
- 定例会(定例研究会)
事例研究を中心に月1回行う。必要に応じて、医師、臨床心理士、弁護士等の専門家をアドバイザーとしてお願いしています。 - 育成研修
スキルアップを目的とし、臨床心理、社会福祉、人権擁護等の専門研修を行い、各ケースの課題をより綿密に検討し、整理します。
- 定例会(定例研究会)
- 実習
- 居場所活動
渋谷ファンインが行う中高生の居場所づくりの現場で実地研修を行います。
- 居場所活動
- 面談
- 座学、実地の研修を終えて、本人の意志や情報交換を行い、ピアサポーターとしての最終判断を行います。
④選任について
- 座学、実習、面談を通じて、修了証の配布を行います。
⑤登録について
- 修了証を配布した者には、ピアサポーター登録をしていただき、引き続き、研修に参加していただき、担当が決まるまで待っていただきます。