大槌だより 2013年7月31日~8月2日
大槌町に訪問してきました。現地はまだ梅雨明けを迎えておらず、初日は雨が降ったりやんだり。それでも蒸し暑い東京の梅雨時期とは違い最高気温も20℃弱と過ごしやすい天候でした。
今回は、と言っても便りを書いている私自身初めて大槌町を訪問したのですが、
“大学のない大槌に大学を”という計画のもと大槌大学を開学しました。
到着後「講義」「フィールドワーク」というスケジュールの流れで過ごしました。
「講義」では、公民館にて高校生~大人まで皆が大学生として気持ちを一つに東洋学園大学教授、慶応義塾名誉教授先生方からのお話、
最後に語り部の関さんから、震災時の大槌町の映像と当時の状況をお話いただきました。
その後大槌町の皆様方から郷土料理をごちそうになりました。初めての訪問・町の方々との交流でしたが、
本当に心から温かい気持ちになり、周りの高校生・大学生も交流時間がもっと長かったらよかったと口々に話をしておりました。
「フィールドワーク」では、『~これこそ大槌~心に残る一枚を』というテーマのもとに
被災場所を訪れ、写真撮影をしてきました。
最終日には高校生・大学生が5人1組でチームを組んで、今の大槌の現状をそれぞれ撮影した写真からどう伝えていくか、
どのようにすれば伝わるのかを考え、発表をしていくという会ホェールカフェ(講義)が開かれました。
一面が草むらとなっている津波の被害を受けた土地だけが手付かずに残っている大槌町の沿岸部
「今あるこの大槌町が本当の大槌町だと思わないでほしい」と話す関さん・地元大学生の姿をみて、
私たちもこれからの大槌を共に考えていきたいと強く心に感じました。
村山
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