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大槌便り 第6章-2:アジトとの交流の旅②

安渡小学校では、阿部さんを中心に、新田さん(もりおか地域若者サポートステーション)、仮設住宅に暮らす女性たちが、昼食の準備をすすめていました。大槌巡りから戻った高校生は、おらがからの依頼があり、11月11日に開店をむかえる復興食堂の看板づくりをしました。大人の皆さんは、昼食づくりに加わりました。

学校で文化祭が行われているなか、先生の格段の配慮もあって、アジトの翔君が到着し、広尾高校生と合流しました。看板づくりでは、引き続き岩間さん(なんと復興食堂の店長さんでした!)にかかわっていただきました。ガレキの板を土台に、高校生がデザインを考え、色を選び、塗り、完成させます。制限時間は1時間。侃々諤々の話し合いのなかで、11月11日が鮭の日にあたることを知り、鮭をモチーフにすることにしました。調理室にある鮭の絵を描き写し、木材に大きく描き、色づけしていきました。高校生たちのセンスと工夫がある看板となりました。「復興食堂」と書いた文字のグラデーションがとても美しい仕上がりになりました。

一方、昼食づくりでは、以前から親交のある「立ち上がれ ど真ん中 おおつち」さんの加工品の「さんまのつみれ」をメインとし、「産直結ゆい」さんの地元野菜をふんだんに盛り込んださんまのつみれ汁をつくり、さらに地元の新米を使ったおにぎりづくりを行いました。既にほとんどのものが出来上がっていまししたが、おにぎりづくりに参加し、仮設で暮らす方々との交流を行いました。

11時30分すぎには、看板も昼食も出来上がりました。体育館では、安渡地区の復興会議が行われていて、地区の多くの方々が参加していました。つみれ汁とおにぎりを提供し、皆さんとともに食事を楽しみました。「おにぎり美味しいね」「地元の新米ですから」「いやいや、握り方がいいんだよ」と一緒に昼食づくりをした女性が、東京から来た若者に声をかけます。

和気あいあいとしたほほえましい、そんな雰囲気が広がっていました。つみれ汁が評判で、「もう残っていない?残念」とか「つみれがなくてもいいから、汁だけちょうだい」とか、「鍋を持ってくるから、お汁をちょうだい」、みるみるうちに寸胴のなかのつみれ汁はなくなり、完食でした。岩間さんが、「こんなことは珍しい、うれしいいな。写真を撮りたい!」と空になった寸胴を、ホントに嬉しいそうな笑顔でファインダーに収めました。

 

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ピアサポーター・ユースワーカー・現地調査担当
石川 隆博Profile

更新日時: 2011/12/05  カテゴリ: 震災支援活動レポート
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