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大槌だより 第24章 2年が過ぎて・・・

今回は安渡地区で行われる慰霊祭に、また町民が参加したファッションショー「スマイルコレクション」、

さらに大槌高校を訪れました。慰霊祭には昨年同様、多くの町民が集まりました。大槌を離れ、内陸部へ移った方や、他県に居住地を移した方もいらして、200人弱の方が、地区で死亡・行方不明者となった218人への祈りを捧げました。昨年同様、震災時に避難を呼びかける半鐘をたたき続けた、その音が記憶に残っている方も多く、打ち続けて行方不明になった消防団員への鎮魂でもあったと思います。旧安渡小学校の正門を背に、海に向かって、黙祷を捧げ、ひとりひとりが花を手向ける目には、目を赤くしている人もいらした。眼前に広がる光景は、復興にはほど遠い町の姿にもどかしさを感じました。毎回、大槌を訪れるたびに温かく迎えてくれるお祖母さんから、大槌を訪れる人、会った人に書いてもらっていたメモ帳がボロボロになったので、何とかしてほしいとの依頼がありました。デジカメで1ページずつ、データとして収め、当法人にくる若者に、パソコンで打ち込んでもらうことにしました。おばあちゃんも大変喜んでいました。若い世代が少ない中で、いつもの高校生グループがこの場で、ともに場を共有してもらえたこと、震災前の地域、また避難所での経験が、大人たちとの関係がつながっていることを示してくれました。

 おらが大槌夢広場が主催している「こども議会」のメンバーが自作のスカートに、市販の衣料を組み合わせファッションで、舞台に立ちました。日頃からお世話になっているおらが大槌夢広場の小川さんの紹介で、先月訪れた際に、作業現場を見せていただいた。ファッション業界で仕事をしていた阿部さんの指導を受けながら、楽しげに裁縫を行っていました。舞台に立った町民の方々の晴れ晴れとした姿が印象的でした。

 大槌高校へは、都立広尾高校PTAが主催して行ったバザーの収益金を今年度も大槌高校へ寄贈してきました。当法人のプログラムを通じて何度か大槌を訪れてくれている浦部先生が、本年度も目録を持参していただいた。あいにく校長先生は公用で不在でしたが、工藤先生にお渡しすることができました。工藤先生はサッカー部の顧問をされているということもあり、広尾高校サッカー部顧問、浦部先生とサッカー談議で盛り上がっていました。サッカー交流なんてことも今後あるのかな???

 3月を迎え、私たちが係わってきた高校生グループの3年生組の進路も決まり、新たな年度を迎えようとしています。震災時のことを積極的に伝えていこうとする者、封印しているかのように触れようともしない者など、それぞれ震災の受け止め方はさらに分化してきたように感じます。

更新日時: 2013/07/01  カテゴリ: 震災支援活動レポート
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